最新版の「Thunderbird」でメールの送受信が出来ない場合の対処方法について

メールソフト「Thunderbird」の最新版を使用してメール設定を行った場合、TLS 1.0/1.1無効化の為に、以下の様なメッセエージが表示されて、メールの送受信がで出来ない場合が有ります。

「Peer using unsupported version of security procotol.」
Thunderbird 78.xでサポートしていないセキュリティプロトコルを使用しています。

その様な場合は、以下の手順で TLSの設定を変更して下さい。

1.設定エディタを呼び出します。

Thunderbirdの画面の右側にあるハンバーガーメニュー(横三本線のアイコン)をクリックして、「オプション」を選択します。

左側のメニュー:一般の画面をスクロールして、一番下にある「設定エディター」をクリックします。

「動作保証対象外になります!」と表示されますが、「危険性を承知の上で使用する」をクリックします。

2.「about:config」画面で「TLS」の設定を変更します。

画面の検索欄に「security.tls.version.min」と入力します。

検索結果の「security.tls.version.min」をダブルクリックして、設定値を「1」に変更します。

3.「about:config」を終了して、Thunderbirdを再起動します。

これで、設定は完了です。