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圧縮解凍ソフトの利用手順

ファイル圧縮解凍ソフト+Lhaca(ラカ)の利用手順

1.+Lhacaのダウンロード

  • 以下の場所から「+Lhaca」をダウンロードできます。
  • クリックしてプログラムをダウンロードして下さい。
    保存する場所は任意の場所でかまいません。

2.+Lhacaのインストール

  • 保存した「Lhaca124.exe」をダブルクリックするとインストールが実行されます。
  • 下のような画面でインストールする場所が表示されますが、通常は何も変更せず「OK」を押します。
  • インストールが終了すると「readme.txt」が表示されます。
    このファイルに詳しい使用方法等が記述されていますので後で確認をお願いします。
    (+Lhacaのヘルプを選択すると同じ内容が表示されます。)
    ここでは、このまま「readme.txt」を閉じます。

3.+Lhacaの設定

  • デスクトップに「+Lhaca」のアイコンが作成されていますので、それをダブルクリックして下さい。
    (このアイコンはファイルの圧縮作業で利用しますので削除しないよう注意して下さい。)
  • 「+Lhaca」の設定画面が表示されますので、「LZH」と「ZIP」の部分(赤枠)はボタンを押して関連付けを設定して下さい。
  • その他にも圧縮形式はありますが、通常はこの2種類を設定すれば問題ないと思います。
  • また、「+Lhaca」で圧縮する場合の設定は、パスワード付きで圧縮する場合の事も考慮して「ZIP」(青丸)を選択しておいて下さい。
  • 設定を変更したら「OK」を押して画面を閉じて下さい。
  • 上の設定は、圧縮ファイルを解凍するとその保存場所がどこであれ、デスクトップに解凍します。
    また、ファイルを圧縮する場合は、デスクトップに「ZIP」形式の圧縮ファイルが作成されます。

4.圧縮ファイルの解凍方法

  • 「+Lhaca」の設定が問題なく終了していれば、圧縮ファイルのアイコンは以下のように表示されます。
  • 上のように表示されたアイコンをダブルクリックしたら自動的に解凍が始まります。

5.ファイルやフォルダの圧縮方法

  • ファイルやフォルダを圧縮する場合は、デスクトップに表示されている「+Lhaca」のアイコンに
    1. ファイルやフォルダをマウスの左ボタンで選択して表示を反転させます。
    2. 左ボタンを押したまま、「+Lhaca」のアイコンの上まで引きずってきます。
    3. 「+Lhaca」のアイコンに重なったらマウスの左ボタンを離します。
    4. マウスの左ボタンを離したら自動的に圧縮が始まりデスクトップに圧縮ファイルが作成されます。

6.パスワード付き圧縮ファイルの作成方法

  • 圧縮ファイルを解凍する際に、パスワードを入力しないと解凍できないように設定する事ができます。
  • パスワード付きの圧縮ファイルを作成するには、「+Lhaca」のアイコンをキーボードのShiftキーを押しながらダブルクリックします。
  • 上の画面が表示されたら、メニューから「表示(V)」–>「上級者用設定(U)」を選びます。
  • 「パスワードを設定」にチェックを入れて「OK」を押して「+Lhaca」の画面も終了して設定は終了です。
  • パスワード付き圧縮ファイルを作成する手順は以下のようになります。
  • デスクトップに表示されている「+Lhaca」のアイコンに
    1. ファイルやフォルダをマウスの左ボタンで選択して表示を反転させます。
    2. 左ボタンを押したまま、「+Lhaca」のアイコンの上まで引きずってきます。
    3. 「+Lhaca」のアイコンに重なったらマウスの左ボタンを離します。
    4. マウスの左ボタンを離したら「パスワード設定」画面が表示されますのでパスワード(半角英数字)を入力して下さい。
    5. 自動的に圧縮が始まりデスクトップに圧縮ファイルが作成されます。
  • *受信ファイル解凍用のパスワードは、覚えやすい名前を付けた上で必ず記録を取っておいて下さい。
  • *受信ファイル解凍用のパスワードは、受信ファイルダウンロード用のパスワードと区別すると効果的です。
  • *作成したファイル解凍用のパスワードは、ファイルを送信した相手に電話かFAX等で連絡すると安全です。

7.パスワード付き圧縮ファイルの解凍方法

  • 上のように表示されたアイコンをダブルクリックしたら「パスワード入力」画面が表示されます。
  • 設定したパスワードを入力して「OK」を押せば自動的に解凍が始まります。

圧縮解凍ソフトの機能

ファイル圧縮解凍ソフト+Lhaca(ラカ)1.2x系デラックス版の機能

  • +Lhaca(ラカ)1.2x系は、DLL不要で多くの圧縮形式への対応を必要とする人にお勧めです。
  • 自己解凍形式を作成すると、通常の圧縮ファイルよりもファイルサイズが12KB程度大きくなります。
  • LHMeltなどのUnlha32.dllを用いるツールで作った自己解凍形式ですと25KB程度大きくなるので、それに比べると効率の良い自己解凍形式が作成できます。
  • 1.2x系ではLHA,ZIP以外のほとんどの圧縮形式にも対応しており、単に+Lhacaのアイコンの上にドラッグするだけで解凍・圧縮ができます。(1.20ではZIPに関連付けてもWindows
    XPの新規作成メニューから圧縮フォルダーが消えないようになっています。)
  • +Lhaca1.2x系は、通常版の+Lhaca0.7x系の機能を強化し、次の機能を付け加えられています。

拡張機能の特長と使い方

  1. 自己解凍形式の圧縮ファイルの生成機能・・・Shiftキーを押しながらドロップ
    • 圧縮したいファイルやフォルダーをドロップするときにSHIFTキーを押しながらドロップすると自己解凍形式の圧縮ファイルが生成されます。
    • ドロップした際に、自己解凍形式を実行したときに表示される解凍先の指定をする画面が出ますので、必要に応じて指定して下さい。
    • 何も指定しないと、自己解凍形式と同じ場所に解凍し、で始まらないパス名を指定すると、自己解凍形式から見た相対パスで指定した場所に解凍し、で始まるパス名を指定すると自己解凍形式のあるドライブの絶対パス名になり、d:…のように指定するとフルパス名になり、三角をクリックして出てくる一覧から選ぶと、一時フォルダー等を指定できます。
    • 例えば 一時フォルダーMeltTo と指定すれば、生成された自己解凍形式を実行したときに解凍するパスは、Windows95なら大概の場合、C:WindowsTempMeltToになります。
  2. パスワード設定ファイル(ZIP, RAR)の解凍機能
    • パスワード付きのファイル(ZIP,RAR)をドロップするとパスワードの入力を促す画面が出るので、パスワードを正しく入力すれば解凍が行われます。
    • パスワードを間違えた場合には、解凍するファイル1個につき3回までパスワードの再入力ができます。
    • 従って3個のファイルにパスワードが付いていて、解凍時に4回パスワードを入力し間違えて5回目に正しいパスワードを入れたときには、初めの3回の失敗により1個目のファイルの解凍はされず、2個のファイルのみが解凍される事になります。
  3. ファイルの分割機能・・・ALTキーを押しながらドロップ
    • ALTキーを押しながらファイルやフォルダーをドロップすると、圧縮後に1.2MB以下のサイズのファイルに分割し、それを復元するためのバッチファイルを生成します。
    • 圧縮後のファイルがフロッピーディスク一枚に収まらないなどの場合に便利に活用できます。
    • ALTキーとSHIFTキーを同時に押しながらドロップすると、自己解凍形式を作成して、その後自己解凍形式を分割します。
    • 分割されたファイルを元の圧縮ファイルまたは自己解凍形式ファイルに結合するには生成されたバッチファイル(*.BATと書いてありウィンドウ内に歯車の絵が書いてあるファイル)をダブルクリックして実行すれば、バッチファイルと同じ場所に分割前のファイルが復元されます。
    • この復元作業には+Lhacaは必要ないので、復元するマシン上に+Lhacaがなくても復元が行えます。
  4. 解凍・圧縮時のファイル(LHA, ZIP)の一覧機能・・・CTRLキーを押しながらドロップ
    • CTRLキーを押しながらファイルやフォルダーをドロップすると、圧縮ファイル(LHA, ZIP)なら一覧画面が出て内容を表示し、そうでなければ圧縮ファイル名を指定して圧縮します。
  5. ファイルの追加や削除・部分的解凍機能・・・CTRLキーを押しながらドロップ
    • メニューやツールバーを用いて圧縮ファイルにファイルを追加したり削除したりできます。
  6. 拡張子の間違ったファイルや自己解凍形式の解凍機能・・・CTRLキーを押しながらドロップ
    • CTRLキーを押しながらファイルやフォルダーをドロップすると、拡張子の間違ったファイルや自己解凍形式ファイルを解凍します。
  7. 圧縮率の変更機能・・・上級者向けオプション
    • SHIFTキーを押しながら+Lhacaのアイコンをダブルクリックして、一覧画面を表示し、表示メニューの上級者用設定を選んで、圧縮率を変更できます。
  8. 分割サイズの変更機能・・・上級者向けオプション
    • SHIFTキーを押しながら+Lhacaのアイコンをダブルクリックして、一覧画面を表示し、表示メニューの上級者用設定を選んで、分割サイズを変更できます。
  9. ドラッグ&ドロップ時の動作の指定機能・・・上級者向けオプション
    • SHIFTキーを押しながら+Lhacaのアイコンをダブルクリックして、一覧画面を表示し、表示メニューの上級者用設定を選んで、ドラッグ&ドロップ時の動作を変更できます。
  10. ドラッグ&ドロップ時の圧縮・解凍先の選択機能・・・上級者向けオプション
    • ドラッグ&ドロップ時の動作としてメニュー表示を選ぶと、圧縮先や・解凍先を登録する事ができます。ドラッグ&ドロップすると、メニューが出て圧縮先や解凍先を選べます。
    • メニューが横に広がってみにくくならないように短縮名を指定できます。ディフォルトではフォルダー名ですが、名前をシングルクリックして好きな名前に変えられます。
  11. DLL不要のCAB,GZ,Z,BZ2,TAR,TGZ,TAZ,TBZ,JAR,ARJ,RAR の解凍とCAB, TGZ, TBZ, TARの圧縮機能
    • LHA, ZIP 以外のファイル形式、すなわちCAB,GZ,Z,BZ2,TAR,TGZ,TAZ,TBZ,ARJ,RARのファイルを解凍するには、それらの拡張子を持つファイルを、デスクトップ上の+Lhacaのアイコンにドラッグ&ドロップする事で行えます。
    • また、デスクトップ上の+Lhacaのアイコンをダブルクリックして出てくる設定画面で、圧縮形式としてTGZを選べば、TGZ形式で圧縮する事ができます。
    • Lhaca124.exe (282KB)ファイルのダウンロード

圧縮解凍ソフトに関するQ&A

Q-1デスクトップ上の+Lhacaのアイコン上に多くのファイルをドロップしたところエラーメーッセージが出て圧縮できませんでした。

A-1これはWindowsの制限です。 ファイル名の長さにもよりますが、だいたいドロップしたファイル数が10から20を越えるとこのエラーが出やすくなります。 デスクトップ上のアイコンをダブルクリックして、設定画面を出し、その設定画面上にファイルをドロップするか、ファイルを一つのフォルダーにいれてからフォルダーをドロップして下さい。

Q-2指定外の場所へファイルが解凍されてしまう脆弱性を+Lhacaは持っていますか

A-2いいえ。最新バージョンではその脆弱性に対応しており危険性はありません。

Q-3+Lhacaで自己解凍形式のファイルを作れますか。

A-3自己解凍形式の作成はVersion1.1x系とVersion0.9x系で対応していますが0.7x系ではできません。

Q-4LHAとZIP以外の圧縮ファイルを解凍する事はできますか。

A-41.1x系ではCAB, GZ, Z, BZ2, TAR, TGZ, TAZ, TBZ, ARJ, RAR の解凍と CAB, TGZ, TBZ,
TAR の圧縮にも対応していますが、0.7x系ではできません。 いずれも+Lhaca 1.1x系をインストールするだけで特別なDLLを必要とせずに使用できます。

Q-5+Lhacaでパスワード付のZIPファイルを解凍できますか。

A-5Version1.1x系とVersion0.9x系で対応していますが、0.7x系ではできません。

Q-6+Lhacaでファイルの分割はできますか。

A-6だんだんフロッピーディスクが使われなくなってきている昨今、ファイルの分割機能はさほど需要のない機能であると思われます。 このため、Version1.1x系とVersion0.9x系では圧縮後に分割を行う機能を付けていますが、Version0.7x系では対応させていません。

Q-7+Lhacaでは圧縮・解凍の進行状況を表すバーは出ないのですか。

A-7進行状況を表すバーが出るのは、解凍の場合、解凍するファイルが1MB以上のとき、圧縮の場合、圧縮するファイルの総バイト数が800KB以上の時です。 最近のパソコンの能力からして、これよりサイズが小さい場合、ほとんどの場合に一瞬で処理が終わるのでバーを出す意味がないため、基本的にバーは出ません。 特に処理の遅いパソコンや特に処理の速いパソコンでは、この条件が変わる場合があります。

Q-8jpeg,gifといったファイルを圧縮してもサイズがあまり小さくなりませんがどういう事でしょうか。

A-8jpeg,gif,mpegなどのような画像・音声ファイルは、インターネット上で簡単にやり取りできるように元々圧縮されています。 従って、それ以上圧縮しようとしても意味がありません。

Q-9デスクトップ上のアイコンへのドラッグ&ドロップでなく、ファイルを右クリックする事によって解凍・圧縮するようにできませんか。

A-9Version 1.1x系では、上級者向け設定の画面からこれを行う事が可能です。(詳細手順に関しては、1.1x系のヘルプをご覧下さい)。それ以外のバージョンでは、手作業で「送る」メニューに登録して使って下さい。

ファイル圧縮解凍ソフトとは

ファイル圧縮のお勧め

高能型GIGA-7データ転送は、ファイルを送信する際に自動的にデータを圧縮する処理をしておりますが、お客様の送信する時間を短縮するためにも、事前にデータを圧縮することをお勧めします。

高能型GIGA-7データ転送では、データが「LZH」か「Zip」で送信された際には圧縮工程 をスキップしますので、2重に圧縮することはありません。

お勧めのファイル圧縮解凍ソフト

圧縮解凍をするソフトは無数に存在していますが、Windowsを利用されている方には、パスワード付きファイル圧縮機能を備えた「+Lhaca(ラカ)」をお勧めします。

設定画面が複数出る事なく1つの画面で動作の設定が終了しますので、初心者の方でも大変利用しやすいソフトです。

また、日本国内で最も利用されている「LZH」と「Zip」ファイルに対応しています。

※「+Lhaca(ラカ)」は村山 富男 氏が著作権を持つフリーソフトウェアです。

ファイル圧縮解凍ソフト「+Lhaca(ラカ)」のご利用はこちらから>>>

ファイル圧縮効果の大きいデータ

コンピュータで扱う全てのデータが同じような圧縮効果が得られるわけではありません。 種類によって圧縮効果に差があります。

一般的にビジネス系のデータ(ワープロ、表計算、テキストデータ等)、図面データ(DWG、DXF、SXF、JWW等)は圧縮効果が大きいです。

データの内容にもよりますが、元のデータサイズの半分以下になる場合もあります。

デジタルカメラの画像データ等はそれ自体が圧縮された状態になっていますので、圧縮してもほとんど小さくなりません。(良くて元データの90%程度)

ファイル圧縮解凍とは

コンピュータを利用していると、「データ圧縮」、「データ解凍」といった言葉を目にする事があります。 これは、元のデータの内容はそっくりそのまま残して、データサイズを小さくする事をデータ圧縮、または単に圧縮と言ったりします。 

元のデータの内容を減らさないでデータサイズを小さくすると言うと不思議ですが、コンピュータのデータは規則性が多い情報で構成されている事が多いのでそれを利用してデータを小さくします。

下の表は簡単なデータ圧縮の例ですが、同じ文字が連続でいくつ並んでいるかを別の書き方で表現すると、圧縮データの方が文字数が少なくなっていますのでデータが小さくなったという事になります。

実際の圧縮ではいくつかの圧縮方法を組み合わせて実行します。

元データ 圧縮データ
D4 D4 D4 D4 D4 D4 D4 D4 D4 B7 B7 B7 B7 D4×9 B7×4

圧縮されたデータの種類はたくさんありますが、日本国内で利用されている代表的なものには「LZH」、「Zip」等があります。

また変換したデータを元のデータに戻す事を解凍(展開とも言います)と言います。

なぜ、わざわざデータを他のデータに変換するという手間をかけてデータサイズを小さくするかといえば、データのやり取り(メールに添付して送信する等)をする際にデータサイズが大きいと通信時間が長くなるからです。

今はADSLや光ファイバーを利用した高速通信が可能ですからあまり気にならなくなりましたが、通信速度が遅かった時代では通信時間によって接続料金が課金されていましたので、少しでも料金を安くするためにデータサイズを小さくする必要があったわけです。

現在ではADSLや光ファイバーを利用した常時接続がほとんどなので、通信時間を気にする事は少なくなりましたが、最近はコンピュータのデータサイズがどんどん大きくなってきていますので、やはり圧縮したデータをやりとりする機会は多いでしょう。

また、複数のデータやフォルダをまとめて1つのデータに変換したものをアーカイブ(書庫)といったりしますが、その時同時に圧縮をする事がほとんどです。 

あらかじめ送信する複数のデータをまとめて圧縮する事でデータを送信する際にファイルをたくさん選択する事なく確実に送信できますので大変便利です。