ファイル圧縮解凍ソフトとは

ファイル圧縮のお勧め

高能型GIGA-7データ転送は、ファイルを送信する際に自動的にデータを圧縮する処理をしておりますが、お客様の送信する時間を短縮するためにも、事前にデータを圧縮することをお勧めします。

高能型GIGA-7データ転送では、データが「LZH」か「Zip」で送信された際には圧縮工程 をスキップしますので、2重に圧縮することはありません。

お勧めのファイル圧縮解凍ソフト

圧縮解凍をするソフトは無数に存在していますが、Windowsを利用されている方には、パスワード付きファイル圧縮機能を備えた「+Lhaca(ラカ)」をお勧めします。

設定画面が複数出る事なく1つの画面で動作の設定が終了しますので、初心者の方でも大変利用しやすいソフトです。

また、日本国内で最も利用されている「LZH」と「Zip」ファイルに対応しています。

※「+Lhaca(ラカ)」は村山 富男 氏が著作権を持つフリーソフトウェアです。

ファイル圧縮解凍ソフト「+Lhaca(ラカ)」のご利用はこちらから>>>

ファイル圧縮効果の大きいデータ

コンピュータで扱う全てのデータが同じような圧縮効果が得られるわけではありません。 種類によって圧縮効果に差があります。

一般的にビジネス系のデータ(ワープロ、表計算、テキストデータ等)、図面データ(DWG、DXF、SXF、JWW等)は圧縮効果が大きいです。

データの内容にもよりますが、元のデータサイズの半分以下になる場合もあります。

デジタルカメラの画像データ等はそれ自体が圧縮された状態になっていますので、圧縮してもほとんど小さくなりません。(良くて元データの90%程度)

ファイル圧縮解凍とは

コンピュータを利用していると、「データ圧縮」、「データ解凍」といった言葉を目にする事があります。 これは、元のデータの内容はそっくりそのまま残して、データサイズを小さくする事をデータ圧縮、または単に圧縮と言ったりします。 

元のデータの内容を減らさないでデータサイズを小さくすると言うと不思議ですが、コンピュータのデータは規則性が多い情報で構成されている事が多いのでそれを利用してデータを小さくします。

下の表は簡単なデータ圧縮の例ですが、同じ文字が連続でいくつ並んでいるかを別の書き方で表現すると、圧縮データの方が文字数が少なくなっていますのでデータが小さくなったという事になります。

実際の圧縮ではいくつかの圧縮方法を組み合わせて実行します。

元データ 圧縮データ
D4 D4 D4 D4 D4 D4 D4 D4 D4 B7 B7 B7 B7 D4×9 B7×4

圧縮されたデータの種類はたくさんありますが、日本国内で利用されている代表的なものには「LZH」、「Zip」等があります。

また変換したデータを元のデータに戻す事を解凍(展開とも言います)と言います。

なぜ、わざわざデータを他のデータに変換するという手間をかけてデータサイズを小さくするかといえば、データのやり取り(メールに添付して送信する等)をする際にデータサイズが大きいと通信時間が長くなるからです。

今はADSLや光ファイバーを利用した高速通信が可能ですからあまり気にならなくなりましたが、通信速度が遅かった時代では通信時間によって接続料金が課金されていましたので、少しでも料金を安くするためにデータサイズを小さくする必要があったわけです。

現在ではADSLや光ファイバーを利用した常時接続がほとんどなので、通信時間を気にする事は少なくなりましたが、最近はコンピュータのデータサイズがどんどん大きくなってきていますので、やはり圧縮したデータをやりとりする機会は多いでしょう。

また、複数のデータやフォルダをまとめて1つのデータに変換したものをアーカイブ(書庫)といったりしますが、その時同時に圧縮をする事がほとんどです。 

あらかじめ送信する複数のデータをまとめて圧縮する事でデータを送信する際にファイルをたくさん選択する事なく確実に送信できますので大変便利です。